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えいがとんせいにっき

映画ミーハーのとてつもなく浅い世界

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曾根中生×山本晋也「性愛占星術 SEX味くらべ」(1978) 

日活ロマンポルノのDVDの発売元がジェネオン エンタテインメント(現・ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン)からハピネットピクチャーズに代わってからリリースされた「初DVD化」「初ソフト化」タイトル、「恍惚の朝」「妻三人 狂乱の夜」「団鬼六 女美容師 縄飼育」「レイプハンター 狙われた女」「トルコ風呂マル秘外伝 尼僧極楽」「性愛占星術 SEX味くらべ」…。「女美容師 縄飼育」はまだ観てないのだけれど、その他のDVDを鑑賞した印象では、どれもこれもとにかく"売れなさそうなの"ばっかり(笑)。

SEX味くらべ ジャケ 恍惚の朝
SEX味くらべ ジャケ 狂乱の夜
SEX味くらべ ジャケ レイプハンター
尼僧極楽(ジャケ)

そんな中で1番の売れ筋、話題作といえるのは澤田幸弘監督作で松田優作がゲスト出演(この優作さんはかなり笑えるので必見)している「レイプハンター 狙われた女」になるのでしょうか…しかし、これも裏を返せば"あの"松田優作が出演しているにもかかわらずこれまでリリースされてこなかったということなのだから、どれくらい"売れなさそうな映画"なのかということは想像に難しくないと思われます。この自殺行為とも思える(笑)初ソフト化タイトル、および今後の発売予定タイトル(「好色花でんしゃ」「蜜をぬる18歳」「らしゃめんお万 彼岸花は散った」「絶頂の女」)の数々を眺めているだけで、僕は嬉しくて笑いが止まりません(「彼岸花は散った」に限ってはけっして自殺行為などではなく、馬鹿売れしてもおかしくない大重要作品だと信じたい)。何十年も前の"ビデオバブル期"ならいざ知らず、映画ソフト売り上げ冬の時代の今、この"なんじゃこりゃ?"的チョイス。英断。石焼きいも屋の歌「早くしないと行っちゃうよ~♪」が如き「早くしないと即廃盤~♪」な空気がまた否が応にも僕たち"映画と一緒に自爆人間"の購買意欲を刺激してくれます。※実際(巨大メーカー)ジェネオンの時よりもプレス枚数はかなり少ないのではないかと踏んでます。是非お買い逃しなく!

SEX味くらべ ジャケ

性愛占星術 SEX味くらべ (1978)
監督:曾根中生
企画:成田尚哉
製作:八巻晶彦
脚本:山本晋也、曾根中生
音楽:コスモスファクトリー
出演:山下洵一郎、椎谷建治、益富信孝、鶴岡修、渡辺とく子、結城マミ、岡本麗、八城夏子、川越てまり、日野繭子、あきじゅん、工藤麻屋、胡美麗、たこ八郎、庄司三郎

相変わらず前フリが長くなってしまいましたたが、そんな売れなさそうなツワモノラインナップの中でも、特に抜きん出て「これ、売り物としてどうなんだ(笑)」と思えたのがこの「性愛占星術 SEX味くらべ」。地味とか斬新とかヘンテコリンとかいう前に、まず映画としての体を殆どなしていません。一行以内で書けそうなくらいの簡単なストーリーがないわけではありませんが「そんなのはもはやどうでもいい」と言えるレベル。これ以外にもいくつかのミョーチクリンな映画を撮ってきた曾根監督ではありますが、本作のつかみ所のなさはそのフィルモグラフィの中でも天下一品、最上級と言えましょう。

SEX味くらべ
ポルノ(ピンク)映画のP・監督・脚本家が、新作のシナリオ案をひねり出す為に刺激を求めて温泉へ向かう

SEX味くらべ (1-5-10)
渡辺とく子、岡本麗、八城夏子ら有名ロマンポルノ女優たちはすべて非現実の存在(妄想の具現化)として登場する。この個性豊かな3女優のお相手は鶴岡修ただ一人(あくまで脚本家の妄想世界なので)

SEX味くらべ (9)
SEX味くらべ (7777)

SEX味くらべ (八城)
嬲(なぶ)られ役でならした八城夏子も本作では完全にお笑い要員。こんなに楽しい八城さんを見れるのも嬉しい限り

SEX味くらべ (たこ)
妄想まみれの本作だが、一番人間離れした容姿の庄司三郎とたこ八郎のコンビが現実の人間として登場し、映画をベタに絞めてくれる

SEX味くらべ (2)

それにしてもなんでこんな映画が撮れますかね(知るかいっ)。曾根監督(具流八郎)の師匠・鈴木清順的ともいえるし(でもこれ「ツィゴイネルワイゼン」の前だからなぁ…)、共同脚本の山本晋也的ともいえる…また、そのどちらとも言えない。アバンギャルドだからカッコイイ…なんてこともなく(コスモスファクトリーの音楽はカッコイイですが)、だただた妄想の垂れ流し、ダダ漏れ…。

(※当ブログお約束のオチまであと少し5…4…3…2…1…)

(ゼロ)

だから、だからこそこの映画はサイコー!


おわり
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Posted on 2011/07/24 Sun. 02:17 [edit]

白鳥信一「トルコ風呂マル秘外伝 尼僧極楽」(1975) 

尼僧極楽(ジャケ)

トルコ風呂マル秘外伝 尼僧極楽 (1975)
監督:白鳥信一
出演:丘奈保美、浜口竜哉、信太且久、粟津號、谷文太、神章子、島村謙次

※本日記に貼り付けている画像は、特に重要なシーンではないものばかりなので、ネタバレ等を気にする方も安心してご覧下さい

タイトルが少しばかりナンなので、もしかしたらリリース・リストから消える可能性も懸念されていた本作であったが、無事リリース。パッケージを見ると「尼僧極楽」とだけある。このタイトルを含め、このパッケージ・デザイン、どことなく全体的に"ありがたい"イメージを醸し出していて可笑しい。

尼僧極楽 (2)
 実際のタイトルはこれ(笑)

映画が始まってすぐ、コントのような老けメイクを施した粟津號と浜口竜哉が映し出されただけで心が一気に和む。

尼僧極楽 (1)

2人は幼馴染みで、25年振りの再会に浮かれたGO"あほんだら"粟津はDRAGON"硬派"浜口を半ば強引に"尼寺トルコ"に連れてくる。お巡りさんにトルコの場所を尋ねるのはご愛嬌(笑)。そして尼僧に扮したプロのトルコ嬢に促され、それぞれのプレイルームへ。

尼僧極楽 (3)

つんつるてん頭の艶やかな尼僧を前にして、それまで渋々といった様子だった浜口の気分はイッキに高まった。しかし、女が「あっつぅ~」と言わんばかりにハゲヅラを外し長い髪を垂らした瞬間に幻滅。「何が尼さんトルコだ。本当の尼さんていうのはこんなものじゃないぞ…こんなもんじゃ…」と呟く浜口(その時の僕たちの心のツッコミ:「確かに、本当の尼さんはこんなことしないと思います・笑」)…浜口は、故郷新潟で過ごした少年時代思い出していた。それは美しい尼僧・丘奈保美との出会いに始まる、切なくてホロ苦い青春(筆おろし)の記憶だった…。

日活ロマンポルノは感動的な映画、カッコイイ映画、斬新な映画(わけのわからん映画、ゲージュツ的な映画含む)、そういった意欲作、 問題作などなど、映画的興奮を刺激するの映画たちの宝庫である。だから今現在もこうして映画ファンから愛され続けているのだと思うのだが、同時にそれら"イケてる映画"とは違い、より大衆寄りの、もしかすると映画の歴史(記憶)から消されてしまいそうな(忘れ去られてしまいそうな)映画も数多く生み出されてきた。こういった映画たちの醍醐味は、けっして「逆に(たまには)こういうのもいいよね」的な腐れシネフィルの傲慢視点からくるねじれた面白がり方にあるのではなく、観ていて本当に心が洗われる…そして牧歌的で純粋無垢な気分にさせてくれる(個人的には"ノスタルジックな気持ちを呼び起こしてくれる")ところにあるのだと思う。つまりは"癒される"ってことなんだろうけど、こうやって改めて書くとめちゃくちゃ安っぽくて胡散臭いですな(笑)。※でもホントにいやらしい気持ちは微塵もないっ

Don't think.feel!

21世紀に入ってからの日活ロマンポルノのソフト化(DVD化)作品のラインナップが偉いのは、"そういう映画"にもおもいっきりスポットを当ててくれているところである。その中の海女もの「潮吹き海女」「色情海女 乱れ壷」や温泉もの(湯けむりポルノコメディー)「快楽温泉郷 女体風呂」(風間舞子、三崎奈美、鶴岡修、野上正義らクセモノ、ボインたちが入り乱れるピンク映画ファンも要注目作)の3作は、先頃この「尼僧極楽」(初ソフト化)のリリースと同時に3,000円を切る廉価版としてリリースされた。ちなみに(風の噂で聞いた話によると)海女ものロマンポルノのDVDは、ロマンポルノDVDシリーズの中でも安定した売り上げを叩き出していた、隠れヒット作だったそうである。そんなわけで(これは個人的に前々から提唱させてもらっているのだが)、メーカーさんには是非とも白井伸明監督「ふるさとポルノ記 津軽シコシコ節」「房総ペコペコ節 おんな万祝」「信州シコシコ節 温泉芸者VSお座敷ストリッパー」からなる「ふるさとポルノDVD-BOX」のリリースをお願いしたいものである(昔シコシコかペコペコのビデオってのがあったような気がするんだけどネットで検索してもヒットせず…。夢だったのか?笑)。

尼僧極楽

さて、前置きが長くなったが(長すぎだろ!)「尼僧極楽」。ふるさと+尼さんポルノである(海女さんではない)。主人公の少年時代の憧れの尼僧役を演じた丘奈保美の存在感が素晴らしく、その一人の存在感だけで凡庸な牧歌的ロマンポルノの域を越え、芸術の域まで達しているようにすら感じた(芸術…か。ど~も前置きで長々と書いてたことと矛盾しているようで恐縮です)。

尼僧極楽 (26)
東映女番長映画~日活ロマンポルノ~ピンク映画をはじめ、数多くの映画に出演してきた丘さんであるが、本作はそんな彼女の代表作の一本であるのは間違いない

尼僧(1)
回想シーン。主人公・新一の幼馴染み役を老年時代に引き続き(学ラン姿でハッスルして)演じる粟津號は、新一がいつまで経っても童貞なのが気に食わない。「させるろ~」が口癖のお馬鹿さんでさせ子(…)の紀子(谷口えり子)を見かけた村長の娘・ミサ子(神章子)に「このさせバカに新一の面倒見てもろうたら」と煽られた號は「この村で紀子とやってねぇの、おめぇだけなんだぞ!」(…)と、嫌がる新一に無理やり紀子をあてがう

尼僧(2)
「やめろぉぉ~」と暴れる新一。號を煽ったミサ子であったが、実は新一のことが気になるらしく、遠くから心配そうに事の成りゆきを見ていた…(う~ん、こうやって書いてるだけで甘酸っぱいキモチになってきちゃうなぁ~。イイなぁ~)

尼僧極楽 (16)
そんな時、助けに入ったのが新しく村にやってきた寺男・三次、そして美しい尼僧・春雪尼であった

尼僧(二条さん)
尼さん×レズビアン!?「頭をツルピカにしてもあんたは変わらないよ、ムショ時代とね」と丘さんに超意味ありげに迫る二條朱実さん。本作最大の敵キャラ出現か?

尼僧極楽 (18)
しかし二條さんは寺男・三次の脅し(カマや蛇)に屈してあっさりと寺から逃げ出してしまう。プププ可愛い(笑)

DVDの解説には「主演の丘奈保美が自慢の黒髪をばっさり、みごとに刈りあげた尼僧になっての熱演は必見! 」とあるが、元々丘さんは鈴木則文監督の「女番長(スケバン)」シリーズでも(勝手に?)スキンヘッドにしていた女優さんであるからして、そんなのは屁でもないと思われる(笑)(屁であり、尼ではない)。

尼僧極楽 (19)

ただ「剃髪式のシーンも映画の中に組みこまれた新しい趣向のロマンポルノ」というのは本当で、こういうのはなかなか見れるもんじゃないと思う。嗚呼、こんな貴重な作品をDVD化してくれて本当にありがとう…ありがとう…。

そんなハピネット×日活ロマンポルノDVDシリーズ。封入されていた小冊子を見てぶったまげた。今後のリリース予定作…嬉しすぎる。死んでもいい。

尼僧(リリース予)

おわり

Posted on 2011/07/13 Wed. 21:48 [edit]

小原宏裕「男女性事学 個人授業」(1974) 

男女性事学 個人授業

男女性事学 個人授業 (1974)
監督:小原宏裕
脚本:金子成人
撮影:森勝
出演:中川梨絵、田尻文人、清水国雄、芹明香、愛川未央、吉野あい、小泉郁之助、浜口竜哉、島村謙次

いまわしい少年時代の体験によって性的不能になった青年。真実の愛によって不能はなおるのだが…。

まぜるな危険

テレビドラマの世界で現在もバリバリ活動されている脚本家の金子成人さん。意外なことに、金子さんが映画の脚本を手掛けられたのはその長いキャリアの中で10回程度しかない(単独脚本作や長篇縛りともなるとさらに少ない本数となる)。そんなけっして多くないフィルモグラフィの中(因みにその半分に亜湖さんが出演している)で代表作と呼べる作品は間違いなく橋本治原作、小原"ファンキー"宏裕監督の「桃尻娘」シリーズであろう(最近テレビでよく甲斐よしひろの姿を見かけるが、妻・竹田かほりさんはお元気なのでしょうか?)。

そのファンキー監督×金子成人のコンビ作で「桃尻娘」より4年先駆けること1974年に製作されたのがこの「男女性事学 個人授業」(金子成人脚本デビュー作でもある)。桃尻コンビだけに、軽いタッチの映画を想像してしまいそうなものだが、なんせ主演が中川梨絵さん。いくらなんでも「桃尻娘」のような作品になっているとは思えない。

男女性事学 個人授業

…と思ったら、なんと準主役級の(僕の大好きな名脇役)清水国雄が全編出ずっぱりでとことん"桃尻的"な軽~いノリを体現していたのであったぁ!(セックスフレンド役の芹明香と共に)…自分は、映画の中でここまで喋りまくる(台詞の多い)清水国雄を初めて観たような気がする…。ファンのひとりとしてとても嬉しい。

男女性事学 個人授業

片や本作の主人公である性的不能青年・田尻文人(無名俳優と言っていいと思う)と同じく過去の性的トラウマを抱える謎の女・中川梨絵のコンビは真剣部門担当だ(笑)。この2組のカップルの落差があまりにも激しいために、全体的にはなんだかヘンテコリンな感触の映画となっている。

男女性事学 個人授業
笑顔が身上のレジ係に中川梨絵!「エロスの誘惑」の倉庫の事務員を超えた!

こういう映画もなかなか観れるもんではないので、僕そしてはとても面白く鑑賞させていただいた。それにしてもやはり、中川梨絵の圧倒的な存在感は別格中の別格であった。

男女性事学 個人授業
男女性事学 個人授業

細かいところだけれど自分が一番びっくりしたのは、中川梨絵演じる幸子が一度、台詞を言いながら「ゴホッゴホッ」と咽(むせ)るシーンがあったのだが、それが特に後に繋がる伏線(病気?)…とか、そういうワケでもなく、ただただ咽せただけというシーン(笑)。もし実際に撮影中に誤って梨絵さんが咽たのだとしても、アフレコの時は無視して喋り続ければ誤魔化せるような薄暗いシーンだったというのに、なぜかおもいっきり「ゴホッゴホッ」。これは…なんというかカッコよすぎます!!(笑)

さらに片や、清水&芹~アホ組のアホなやりとり一覧

田舎の父がパチンコ屋を始めるということで、マスコットガールとして田舎に帰ることになった芹明香が清水国雄に切り出す

男女性事学 個人授業
明香「あたし居なくなると困るでしょ、とりあえずセックス」
国雄「う~ん、まぁな」
明香「そんなことであんたに苦労させたくないしね」
国雄「うん…」
明香「あたし居るあいだに代わり見つけてよ。でないと心配であたし…」
国雄「すまないな、そんな心配までさせちまってよ」
明香「当たり前のことよ」
国雄「ま、俺も早急に探すわ」

とは言うものの、やっぱり心配な芹明香は、バイト先の女の子を国雄相手にと考える

男女性事学 個人授業
明香「どう?」
千代子(愛川未央)「あの…誠実そうな人ですね(どこがやねん!国雄やぞw)」
明香「(ニッと笑いながら)そりゃ~もう」「気に入った?」
未央「はい!紹介してください」

誠実そうな人…というか、この千代子演じる愛川未央ちゃんこそがおもいっきり誠実そうで…

あぁぁ~!こういう女の子大好き~!
胸キューン!!
純朴無垢そうすぎて惚れたぁぁ
(←僕の魂の叫びです)

…と、いくら僕が叫ぼうがそういうことはお構いなしに、とうとう初契りの儀(なんやねんそれw)が執り行なわれることに…
BGM『賛美歌312 いつくしみ深き』(笑)

男女性事学 個人授業
 明香「本日はお日柄もよく、ご苦労さんです」

男女性事学 個人授業
男女性事学 個人授業
明香「自己紹介をどうぞ」
国雄「平沢順一。22歳です」
明香「健康状態」
国雄「良好です。え~と、趣味はですね、ボーリング、競馬でしょ…」

男女性事学 個人授業
明香「あ~、いいのいいのそういうことは。追い追いふたりで分かり合ってもらえば」「ではこちらさんどうぞ」
未央たん「太田千代子。17歳。2丁目の中華料理店『ちとせ』勤務」
国雄「ああ…」
明香「ふたりとも、礼」

男女性事学 個人授業
 ふたり「宜しくお願いします」

男女性事学 個人授業
 明香「お床のほうへどうぞ」

男女性事学 (19)
国雄「あの…僕たたみましょうか?」
未央たん「大丈夫です」

恥じらい、背を向けて服を脱ぐ千代子のお尻に顔を近づけるエロ馬鹿国雄の気配に「ん?」と一瞬千代子が気付きそうになる細かいギャグを交えつつ、芹明香立ち会いのまま契るふたり(笑)。凄いシーンだったなぁ…

それにしても

あぁぁぁ~!!まさか俺の愛川未央たんが脱ぐとはぁ~!!
お~ん!!(泣)
国雄のバカー!






↓以下、完全ネタバレとまではいかないもののラストシーンに言及します注意↓




男女性事学 個人授業

吹っ切れた表情の中川梨絵が、河川敷の対岸で立ち小便している男の子とそれを見てキャーキャー言ってる女の子の姿を晴れやかな表情で眺めている…という印象的なラストシーン。この中川梨絵の出で立ちがまた
・白いジャケット
・カラフルなスカーフ
・黒と赤基調の斬新柄ワンピース
・真っ赤な日傘
・歯の高い下駄
とカッコいい。このラストシーン以外では思い出すのも困難なくらい印象に薄い格好をしていた彼女が、最期の最期に過去のトラウマから解放され、本当の自分らしさを取り戻す…。そういうことを台詞(モノローグ)やナレーションに頼ることなく衣装と表情(とキメポーズ)だけで観ている者に知らしめているわけである。「平成中川梨絵ファンクラブ」心の会員No.一桁台を自負する僕から言わせてもらうなら、このラストシーンの、少なくとも衣装に関しては中川梨絵さん本人のアイデア(&自前)によるものだと言い切りたい。それまでも何度か自身の出演作に自前衣装で登場していたり(例:「恋人たちは濡れた」(1973/神代辰巳)の個性的なポンチョルック)、その他諸々のアイデアを作り手サイドに提供されていたという(※)彼女。それらを踏まえたならば「男女性事学」のラストのこの粋でトンでる衣装も中川梨絵さんのアイデアだと考えるほうが自然というものである。

(※)「女地獄 森は濡れた」(1973/神代辰巳)の撮影時、神代監督が出演者を交えて「ラストシーン、どうする?」というディスカッションを繰り広げていた(演出に煮詰まった時、役者さんに「なんか面白いアイデアない?」と問う、というのは神代監督のお約束である)。もちろん脚本で「ラストシーンはこうなる」ということは決まっているのであるが、神代監督が悩んでいたのはその演出…言うなれば「かっちょいい締めくくり方」をどうしようか?ということについてである。山科ユリユリがその可愛いらしい天然ぶりを発揮し、トンチンカンなアイデアを繰り出しては「バッカじゃないの!」と叱られ「テヘ」と誤魔化したりして和気あいあいとしていた(←うる覚えなのでちょっと創作入ってます・笑)さなか、中川梨絵はたったひとつだけ頭に浮かんだイメージを監督にぶつけた。「監督、そりゃあれしかないわよ。ラジオ体操…」そして生まれたのが"あの"世にも恐ろしい「女地獄 森は濡れた」のラストシーンである。普段、役者側から何かいいアイデアを引き出せた時にはとても嬉しそうにする神代監督であったが、この時はやたら不機嫌になってしまったという。どうやら神代監督は、役者から出たアイデアが自分でも浮かびそうな範疇のアイデアだった場合だと「そうそう、それそれ!」と上機嫌になるのだが、自分の想像の斜め上のアイデアが飛び出た時には悔しい気持ちになり、不機嫌になったのだという。そらワガママってもんだっせ(笑)。

男女性事学 個人授業

ハァ~、それにしても愛川未央たん。登場シーンは少ないけれど、俺のハートをかっさらってくれよったわい


おわり

Posted on 2011/07/12 Tue. 21:40 [edit]

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