06 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 08

えいがとんせいにっき

映画ミーハーのとてつもなく浅い世界

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted on --/--/-- --. --:-- [edit]

スポンサー広告  /  TB: --  /  CM: --

曾根中生×山本晋也「性愛占星術 SEX味くらべ」(1978) 

日活ロマンポルノのDVDの発売元がジェネオン エンタテインメント(現・ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン)からハピネットピクチャーズに代わってからリリースされた「初DVD化」「初ソフト化」タイトル、「恍惚の朝」「妻三人 狂乱の夜」「団鬼六 女美容師 縄飼育」「レイプハンター 狙われた女」「トルコ風呂マル秘外伝 尼僧極楽」「性愛占星術 SEX味くらべ」…。「女美容師 縄飼育」はまだ観てないのだけれど、その他のDVDを鑑賞した印象では、どれもこれもとにかく"売れなさそうなの"ばっかり(笑)。

SEX味くらべ ジャケ 恍惚の朝
SEX味くらべ ジャケ 狂乱の夜
SEX味くらべ ジャケ レイプハンター
尼僧極楽(ジャケ)

そんな中で1番の売れ筋、話題作といえるのは澤田幸弘監督作で松田優作がゲスト出演(この優作さんはかなり笑えるので必見)している「レイプハンター 狙われた女」になるのでしょうか…しかし、これも裏を返せば"あの"松田優作が出演しているにもかかわらずこれまでリリースされてこなかったということなのだから、どれくらい"売れなさそうな映画"なのかということは想像に難しくないと思われます。この自殺行為とも思える(笑)初ソフト化タイトル、および今後の発売予定タイトル(「好色花でんしゃ」「蜜をぬる18歳」「らしゃめんお万 彼岸花は散った」「絶頂の女」)の数々を眺めているだけで、僕は嬉しくて笑いが止まりません(「彼岸花は散った」に限ってはけっして自殺行為などではなく、馬鹿売れしてもおかしくない大重要作品だと信じたい)。何十年も前の"ビデオバブル期"ならいざ知らず、映画ソフト売り上げ冬の時代の今、この"なんじゃこりゃ?"的チョイス。英断。石焼きいも屋の歌「早くしないと行っちゃうよ~♪」が如き「早くしないと即廃盤~♪」な空気がまた否が応にも僕たち"映画と一緒に自爆人間"の購買意欲を刺激してくれます。※実際(巨大メーカー)ジェネオンの時よりもプレス枚数はかなり少ないのではないかと踏んでます。是非お買い逃しなく!

SEX味くらべ ジャケ

性愛占星術 SEX味くらべ (1978)
監督:曾根中生
企画:成田尚哉
製作:八巻晶彦
脚本:山本晋也、曾根中生
音楽:コスモスファクトリー
出演:山下洵一郎、椎谷建治、益富信孝、鶴岡修、渡辺とく子、結城マミ、岡本麗、八城夏子、川越てまり、日野繭子、あきじゅん、工藤麻屋、胡美麗、たこ八郎、庄司三郎

相変わらず前フリが長くなってしまいましたたが、そんな売れなさそうなツワモノラインナップの中でも、特に抜きん出て「これ、売り物としてどうなんだ(笑)」と思えたのがこの「性愛占星術 SEX味くらべ」。地味とか斬新とかヘンテコリンとかいう前に、まず映画としての体を殆どなしていません。一行以内で書けそうなくらいの簡単なストーリーがないわけではありませんが「そんなのはもはやどうでもいい」と言えるレベル。これ以外にもいくつかのミョーチクリンな映画を撮ってきた曾根監督ではありますが、本作のつかみ所のなさはそのフィルモグラフィの中でも天下一品、最上級と言えましょう。

SEX味くらべ
ポルノ(ピンク)映画のP・監督・脚本家が、新作のシナリオ案をひねり出す為に刺激を求めて温泉へ向かう

SEX味くらべ (1-5-10)
渡辺とく子、岡本麗、八城夏子ら有名ロマンポルノ女優たちはすべて非現実の存在(妄想の具現化)として登場する。この個性豊かな3女優のお相手は鶴岡修ただ一人(あくまで脚本家の妄想世界なので)

SEX味くらべ (9)
SEX味くらべ (7777)

SEX味くらべ (八城)
嬲(なぶ)られ役でならした八城夏子も本作では完全にお笑い要員。こんなに楽しい八城さんを見れるのも嬉しい限り

SEX味くらべ (たこ)
妄想まみれの本作だが、一番人間離れした容姿の庄司三郎とたこ八郎のコンビが現実の人間として登場し、映画をベタに絞めてくれる

SEX味くらべ (2)

それにしてもなんでこんな映画が撮れますかね(知るかいっ)。曾根監督(具流八郎)の師匠・鈴木清順的ともいえるし(でもこれ「ツィゴイネルワイゼン」の前だからなぁ…)、共同脚本の山本晋也的ともいえる…また、そのどちらとも言えない。アバンギャルドだからカッコイイ…なんてこともなく(コスモスファクトリーの音楽はカッコイイですが)、だただた妄想の垂れ流し、ダダ漏れ…。

(※当ブログお約束のオチまであと少し5…4…3…2…1…)

(ゼロ)

だから、だからこそこの映画はサイコー!


おわり
スポンサーサイト

Posted on 2011/07/24 Sun. 02:17 [edit]

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。