01 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.» 03

えいがとんせいにっき

映画ミーハーのとてつもなく浅い世界

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted on --/--/-- --. --:-- [edit]

スポンサー広告  /  TB: --  /  CM: --

白鳥信一「トルコ風呂マル秘外伝 尼僧極楽」(1975) 

尼僧極楽(ジャケ)

トルコ風呂マル秘外伝 尼僧極楽 (1975)
監督:白鳥信一
出演:丘奈保美、浜口竜哉、信太且久、粟津號、谷文太、神章子、島村謙次

※本日記に貼り付けている画像は、特に重要なシーンではないものばかりなので、ネタバレ等を気にする方も安心してご覧下さい

タイトルが少しばかりナンなので、もしかしたらリリース・リストから消える可能性も懸念されていた本作であったが、無事リリース。パッケージを見ると「尼僧極楽」とだけある。このタイトルを含め、このパッケージ・デザイン、どことなく全体的に"ありがたい"イメージを醸し出していて可笑しい。

尼僧極楽 (2)
 実際のタイトルはこれ(笑)

映画が始まってすぐ、コントのような老けメイクを施した粟津號と浜口竜哉が映し出されただけで心が一気に和む。

尼僧極楽 (1)

2人は幼馴染みで、25年振りの再会に浮かれたGO"あほんだら"粟津はDRAGON"硬派"浜口を半ば強引に"尼寺トルコ"に連れてくる。お巡りさんにトルコの場所を尋ねるのはご愛嬌(笑)。そして尼僧に扮したプロのトルコ嬢に促され、それぞれのプレイルームへ。

尼僧極楽 (3)

つんつるてん頭の艶やかな尼僧を前にして、それまで渋々といった様子だった浜口の気分はイッキに高まった。しかし、女が「あっつぅ~」と言わんばかりにハゲヅラを外し長い髪を垂らした瞬間に幻滅。「何が尼さんトルコだ。本当の尼さんていうのはこんなものじゃないぞ…こんなもんじゃ…」と呟く浜口(その時の僕たちの心のツッコミ:「確かに、本当の尼さんはこんなことしないと思います・笑」)…浜口は、故郷新潟で過ごした少年時代思い出していた。それは美しい尼僧・丘奈保美との出会いに始まる、切なくてホロ苦い青春(筆おろし)の記憶だった…。

日活ロマンポルノは感動的な映画、カッコイイ映画、斬新な映画(わけのわからん映画、ゲージュツ的な映画含む)、そういった意欲作、 問題作などなど、映画的興奮を刺激するの映画たちの宝庫である。だから今現在もこうして映画ファンから愛され続けているのだと思うのだが、同時にそれら"イケてる映画"とは違い、より大衆寄りの、もしかすると映画の歴史(記憶)から消されてしまいそうな(忘れ去られてしまいそうな)映画も数多く生み出されてきた。こういった映画たちの醍醐味は、けっして「逆に(たまには)こういうのもいいよね」的な腐れシネフィルの傲慢視点からくるねじれた面白がり方にあるのではなく、観ていて本当に心が洗われる…そして牧歌的で純粋無垢な気分にさせてくれる(個人的には"ノスタルジックな気持ちを呼び起こしてくれる")ところにあるのだと思う。つまりは"癒される"ってことなんだろうけど、こうやって改めて書くとめちゃくちゃ安っぽくて胡散臭いですな(笑)。※でもホントにいやらしい気持ちは微塵もないっ

Don't think.feel!

21世紀に入ってからの日活ロマンポルノのソフト化(DVD化)作品のラインナップが偉いのは、"そういう映画"にもおもいっきりスポットを当ててくれているところである。その中の海女もの「潮吹き海女」「色情海女 乱れ壷」や温泉もの(湯けむりポルノコメディー)「快楽温泉郷 女体風呂」(風間舞子、三崎奈美、鶴岡修、野上正義らクセモノ、ボインたちが入り乱れるピンク映画ファンも要注目作)の3作は、先頃この「尼僧極楽」(初ソフト化)のリリースと同時に3,000円を切る廉価版としてリリースされた。ちなみに(風の噂で聞いた話によると)海女ものロマンポルノのDVDは、ロマンポルノDVDシリーズの中でも安定した売り上げを叩き出していた、隠れヒット作だったそうである。そんなわけで(これは個人的に前々から提唱させてもらっているのだが)、メーカーさんには是非とも白井伸明監督「ふるさとポルノ記 津軽シコシコ節」「房総ペコペコ節 おんな万祝」「信州シコシコ節 温泉芸者VSお座敷ストリッパー」からなる「ふるさとポルノDVD-BOX」のリリースをお願いしたいものである(昔シコシコかペコペコのビデオってのがあったような気がするんだけどネットで検索してもヒットせず…。夢だったのか?笑)。

尼僧極楽

さて、前置きが長くなったが(長すぎだろ!)「尼僧極楽」。ふるさと+尼さんポルノである(海女さんではない)。主人公の少年時代の憧れの尼僧役を演じた丘奈保美の存在感が素晴らしく、その一人の存在感だけで凡庸な牧歌的ロマンポルノの域を越え、芸術の域まで達しているようにすら感じた(芸術…か。ど~も前置きで長々と書いてたことと矛盾しているようで恐縮です)。

尼僧極楽 (26)
東映女番長映画~日活ロマンポルノ~ピンク映画をはじめ、数多くの映画に出演してきた丘さんであるが、本作はそんな彼女の代表作の一本であるのは間違いない

尼僧(1)
回想シーン。主人公・新一の幼馴染み役を老年時代に引き続き(学ラン姿でハッスルして)演じる粟津號は、新一がいつまで経っても童貞なのが気に食わない。「させるろ~」が口癖のお馬鹿さんでさせ子(…)の紀子(谷口えり子)を見かけた村長の娘・ミサ子(神章子)に「このさせバカに新一の面倒見てもろうたら」と煽られた號は「この村で紀子とやってねぇの、おめぇだけなんだぞ!」(…)と、嫌がる新一に無理やり紀子をあてがう

尼僧(2)
「やめろぉぉ~」と暴れる新一。號を煽ったミサ子であったが、実は新一のことが気になるらしく、遠くから心配そうに事の成りゆきを見ていた…(う~ん、こうやって書いてるだけで甘酸っぱいキモチになってきちゃうなぁ~。イイなぁ~)

尼僧極楽 (16)
そんな時、助けに入ったのが新しく村にやってきた寺男・三次、そして美しい尼僧・春雪尼であった

尼僧(二条さん)
尼さん×レズビアン!?「頭をツルピカにしてもあんたは変わらないよ、ムショ時代とね」と丘さんに超意味ありげに迫る二條朱実さん。本作最大の敵キャラ出現か?

尼僧極楽 (18)
しかし二條さんは寺男・三次の脅し(カマや蛇)に屈してあっさりと寺から逃げ出してしまう。プププ可愛い(笑)

DVDの解説には「主演の丘奈保美が自慢の黒髪をばっさり、みごとに刈りあげた尼僧になっての熱演は必見! 」とあるが、元々丘さんは鈴木則文監督の「女番長(スケバン)」シリーズでも(勝手に?)スキンヘッドにしていた女優さんであるからして、そんなのは屁でもないと思われる(笑)(屁であり、尼ではない)。

尼僧極楽 (19)

ただ「剃髪式のシーンも映画の中に組みこまれた新しい趣向のロマンポルノ」というのは本当で、こういうのはなかなか見れるもんじゃないと思う。嗚呼、こんな貴重な作品をDVD化してくれて本当にありがとう…ありがとう…。

そんなハピネット×日活ロマンポルノDVDシリーズ。封入されていた小冊子を見てぶったまげた。今後のリリース予定作…嬉しすぎる。死んでもいい。

尼僧(リリース予)

おわり
スポンサーサイト

Posted on 2011/07/13 Wed. 21:48 [edit]

この記事に対するコメント

カンシャ

ドモです。
もうね、このページ大事にとっておきます、
こっちこそ、うれしくて、
かんしゃかんげっきっすよ。

あたし #- | URL
07/13 23:26 | edit

あ、いえいえ~~!

そんなことよりも「ふるさとポルノDVD-BOX」…(笑)

ヂョー #- | URL
07/13 23:43 | edit

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

# | 
10/26 00:58 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://dyotonsei.blog39.fc2.com/tb.php/29-e12a9ab4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。