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えいがとんせいにっき

映画ミーハーのとてつもなく浅い世界

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思いの外硬派!友松直之「レイプゾンビ」(2012) 

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レイプゾンビ (2012)
監督:友松直之
製作プロダクション:アウトサイド
製作:ニューセレクト(株)、(株)ラフター、幻想配給社
製作総指揮:原啓二郎、塩月隆史
プロデューサー:三上真弘
ラインプロデューサー:池田勝
脚本:友松直之、石川二郎
撮影/照明:田宮健彦
撮影/照明助手:高橋可奈
録音:高島良太
助監督:石川二郎
監督助手:山口通平、川村翔太
アクション指導:早瀬重希、亜紗美
特殊メイク:近藤圭輔
特殊メイク助手:小畑大輝
造型協力:石野大雅(Higemegane)
ヘア・メイク:江田有里子
スチール:高橋卓也
CG合成:川村翔太
特殊効果協力:田村卓海
ミニチュア製作:寒河江弘
銃器協力:近藤佳徳、山崎信幸
車両:フェネックス
美術:貝原クリス亮
美術協力:HOBIBOX
編集:西村絵美
協力:スタジオ・ペルーサ、小山町フィルムコミッション
メイキング:ノーマン・イングランド
主題歌:「愛は血と内臓の果てに」作詞/作曲/歌:アリスセイラー、演奏:アイス
挿入歌:「レイプゾンビ」作曲/編曲:teekey、歌:ジェノサイド菊池
出演:小沢アリス、亜紗美、あいかわ優衣、小林さや、中沢健、里見瑤子、若林美保、倖田李梨、日高ゆりあ、上加あむ、貴山侑哉、福天、稲葉凌一、畠山寛、津田篤、金子弘幸、藤田浩、城定秀夫、山科薫、辻和朗、奥渉、羽生研司、宮野真一、竹本隆穂、じょーじ、米本奈津希、愛川りな、アリスセイラー、影山英俊、内田春菊

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あらすじ:
未知のウィルスか?宇宙からの放射線か?童貞オタクをのぞく地球上すべての男が不死身のレイプ魔と化す。「毒男」と呼ばれる彼らにレイプされると、女は中出しの毒で死んでしまうのだ!その息の根を止めるにはキン×マを撃ち抜くか、チ×ポを切り落とすしかない!!おりしも世界的大混乱の中、その原因は日本が世界中に垂れ流したスプラッター&エロ映像にあるとして北朝鮮が宣戦布告、核ミサイルが東京に向けて発射される。人類滅亡か?それとも進化に向けての試練なのか?サバイバルするレズビアンナース、リストカッターOL、DV主婦、ヤンキー女子高生。人類の未来は4人の女たちに託された!!

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このタイトル、このストーリー。当然完全なるバカ映画なのかと思っていたら、思いの外硬派な内容だった。ストレートに感動したと言ってもいい。友松直之監督は時にこういうおバカそうな隠れ蓑に隠れた、ほんのちょっぴりホロリとさせられる作品を突きつけてきたりするので侮れない。ホロリは言いすぎかもしれないが、本作はそんなにおバカだったり不真面目な内容の映画だったとは、僕は思えない。小沢アリス、亜紗美、あいかわ優衣、小林さや、4人のヒロインがそれぞれ街に溢れるゾンビ達から逃れ、都会の死角ともいえる神社の境内に篭城、時に疑心暗鬼で反目し合ったり、理解し合ったりする展開は「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」の頃から何ら変わらない、ゾンビ映画の王道ともいえる胸熱展開であった。まさかの王道ゾンビ感。

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それから、この篭城するヒロインたち、その回想、世の中の動き、などが交互に描かれる構成がとても良かった。世界がどうしようもない破滅に向かっているということが、この巧みな時間枠演出でじんわりと伝わってくる。世の中の動き、世界情勢などはギャグっぽいバカな見せ方が多いけれど、終末観だけはちゃんと伝わってくる。嗚呼人類、もう終わってるな…と(笑)。

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また、何を考えているのかさっぱり分からない(笑)暴走ヤンキー女子高生・あいかわ優衣リィ以外の3人は、過去・現在にかけて男がらみのトラウマ・しがらみを持つ、心に傷を持った女たちであり、またその反攻・覚醒・翻弄の顛末は何処かしら哀しさを纏っている。

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かつて友松監督がは「痴女電車 さはり放題」(1998)というピンク映画(面白い)で、男たちに虐げられていた見ず知らずの女たちが結託して男たちに復讐しようとする…そんな内容を描いていた。女たちの反攻の物語である。僕は「レイプゾンビ」の隠れテーマも"それ"にどことなく似ているような気がした(DV旦那役が両作とも稲葉凌一という共通点もあるし!)。女性の隠れ応援団、ツンデレ友松監督の面目躍如といったところか。その、バカに内包された真摯なテーマを感じ取ったか取らないかは定かではないけれど、本作のヒロイン、出演者たちの演技はとても熱く、真剣である。ある意味キチガイ寸前キャラのあいかわ優衣を含め、4人のヒロインは本当にいい演技、本当にいい表情を見せてくれている(ちなみにこの4人、誰が主人公といってもおかしくないくらい同等の愛情を注げられた撮り方をされているのだが、マジで主人公は誰なの?笑)。

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また、ヒロイン以外の出演者であっても、たとえその出番がほんの少しであろうとも、何がなんだかよく分からないのだが、やたら皆さん気合いが入っている(ように見える)。

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00 レイプゾンビ ゆりあ

このテンション高さは一体何なのだろう?製作費が、同じ友松ゾンビ映画「STACY」(2001)の何十分の1!だナンだと超低予算で作られた作品であることを自虐触れ込みしている本作であるが、こういう目に見える役者さんの頑張り、スタッフの頑張りはけっしてお金では買えない、目に見えない財産のようなものだと思う(←クサくてホントすいません)。幸せなことです。

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そんなワケで、少なくとも僕は本作を観ていても意外に「バッカでぇ~」とはならなかった。皆真剣だから。漫画「ドカベン」の殿馬が、秘打でくるかと思っていたら正攻法でホームランを打ってきた、みたいな新鮮を感じたというか。本作を観た人間の、何人かに一人くらいはこうして「『レイプゾンビ』?ああ、あの感動的なヤツね!」とカマしてもいいではないでしょうか。

「ほんまかいな…。ノリや勢いででテキトーなことフカしてるんじゃねーぞ?」そう思われた方。

真意の程は3月3日のテアトル新宿で、本作の素晴らしき出演者の皆さんと是非ご一緒にご確認ください!

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Posted on 2012/02/23 Thu. 01:59 [edit]

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