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えいがとんせいにっき

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私は12/27 阿佐ヶ谷ロフトA「友松直之監督上映イベント」を応援します! 

友松イベ07

年末に、僕の大好きな暴走系純情派映画怪人・友松直之監督のオールナイトイベントが行われます。昨年末の友松組・オールナイトイベントは「追悼・野上正義(友松組出演作)大特集」であったため、若干のしんみり感があったものと想像しますが、今回はエロでバカで和気あいあいとしたイベントとなるのは必至かと存じます。

●友松組マーメイドエロスVシネマ×3 上映イベント
●場所:阿佐ヶ谷ロフトA 12月27日(火曜)
●時間:深夜24時~翌4時半
●料金:1,800円


※詳しくは「阿佐ヶ谷ロフトA:12月のスケジュール」にて

イベント内容的には、映画()が3本上映され、ゲストも盛りだくさん。何より「映画よりも面白い」と謳われる友松直之監督本人がホストとして大暴れするのである。仕事収めが終わった人も、次の日が仕事の人も、奮って参加することを我夢想ス。

(大人の事情で)撮影に使える時間が1本につき1日(24時間)ポッキリしか与えられず、しかしながらしっかりと24時間×3=72時間内で三本撮り上げてしまったという、よろしいんだかよろしくないんだかよく分からない前例を作ってしまったような気もする「友松直之 ミュージアム24シリーズ(笑)」、その三部作。24時間でエロVシネを1本撮るということは、いったいどういうことなのかというと、

友松イベ08

「シナリオで60頁、カット数で実に300カットをたったの1日で撮り切るというのは結構大変なことなのですよ。300÷24で毎時15カットをこなさねばならず、60÷15で、おお。1カットにかけられる時間は何と4分。テストなしリテイクなしはもちろん、弁当食ってるヒマもない。クランクインアウト同日、つまり初日が最終日」

…ということらしいです(笑)。これは実に大変。ここまで時間に追い詰められるくらいなら、いっそ1シチュエーション1カットものとかにしてしまえばいいのに…(そっちのほうが難しいか)。…さらには、このようにせわしなく撮られた作品が果たして面白いものになっているのか?という疑問も素直に湧いてくる。…それについては

友松イベ09

「いつもの幻想ネタも今回は封印。少女ゾンビも吸血少女もサイバー自衛官もメイドロイドもイグアナ女も出て来ない。殺人鬼も宇宙人も幽霊もなし。シザーチンポもレイプゾンビもまた今度。本企画はシンプルに女教師と不倫妻と義妹だけ。とにかくヒロインを愛して愛してヤラせてもらうだけのストーリー。移動時間もスタジオ代もないから基本ワンセット。部屋にこもって拝み倒してヤラせてもらう×3。そんな映画が面白いのかというと、これがすごく面白いのだ。嘘だと思うならまあ観てみてくださいよ」

…ということのようだ。

本当に面白いのだろうか?
タイトルとかも、なんか地味だぞオイ

早速僕は確認してみることにした(キリッ

■このイベントで上映する3作品の紹介&感想です
※タイトルをクリックするとおもいっきり感想頁にジャンプします。

友松イベ12
やらせる女教師 (2011)
監督/脚本:友松直之
出演:堀口奈津美、吉本輝海、あいかわ優衣、藤田浩

友松イベ13
若妻の目覚め 夫に覗かれながら (2011)
監督/脚本:友松直之
出演:櫻井ゆうこ、福天、田中靖教

友松イベ11
濡恥妹 (2011)
監督/脚本:友松直之
出演:愛音まひろ、津田篤、上原優

いやぁ~!どれも面白い!

これなら、きっと楽しいイベントとなるだろう。安心した(←ナニサマ)

■当日イベント出演者の顔ぶれ

友松イベ01
 その1:友松直之(司会)


友松イベ02
 その2:若林美保(司会)


友松イベ04
 その3:櫻井ゆうこ

友松イベ03
 その4:堀口奈津美


友松イベ05
 その5:藤田浩


友松イベ06
 その6:福天


友松イベ10
 その7:津田篤

そして脚本家のホープ、百地優子さん

という面々!

■イベント・タイムスケジュール

※司会は友松直之監督&わかみほさん

23:30 開場
00:00 開演~挨拶トーク(10分)
00:10 上映前トーク(5分)
    ★登壇 櫻井ゆうこ、堀口奈津美、司会
00:15 上映「やらせる女教師」(60分)
01:15 上映後トーク(10分)
    ★登壇 堀口奈津美、藤田浩、司会
01:25 物販・希望者にサイン(20分)
    ★登壇 櫻井ゆうこ、堀口奈津美、司会
01:45 上映前トーク(5分)
    ★登壇 櫻井ゆうこ、司会
01:50 上映「若妻の目覚め」(60分)
02:50 上映後トーク(10分)
    ★登壇 櫻井ゆうこ、福天、司会
03:00 予告編上映「次回三部作」「レイプゾンビ」(10分)
03:10 宣伝トーク(10分)
    ★登壇 百地優子、司会
03:20 上映前トーク(10分)
    ★登壇 津田篤、司会
03:30 上映「濡恥妹」(60分)
04:30 終了


それでは皆さん、是非是非是非是非(以下エンドレス)!!

Posted on 2011/12/23 Fri. 11:28 [edit]

友松直之  /  TB: 0  /  CM: 0

友松直之「濡恥妹」(2011) 

友松イベ(妹05)

濡恥妹 (2011)
監督/脚本:友松直之
出演:愛音まひろ、津田篤、上原優

お義兄ちゃん・・・マユカ、初めてだから・・・優しくして・・・許されない初恋の相手・・・それは---禁断の愛の物語、誕生!

「華麗なるエロ神家の一族 深窓令嬢は電気執事の夢を見るか」の愛音まひろ(2009年4月に『新人デビュー』(ミリオン)でデビューした、ロリ系のAV女優である:Wikipediaより)が友松直之監督と再度タッグを組み、その"俺の妹"的魅力を全面に押し出した義兄妹もの。血のつながらない妹に愛音まひろ、お兄ちゃんはイマドキのピンク映画ファンならまず知らない者はいないであろう人気若手実力派俳優・津田篤。この2人を配し、徹頭徹尾、首尾一貫してこのテのストーリーのお約束をこれでもか、これでもかと展開してゆく。

友松イベ(妹02)

「お兄ちゃん…○○だよ」…。そういった台詞にしろ2人のヤリトリにしろ、なにしろ思いっきりステレオタイプでドベタで、観ているだけで顔が真っ赤になってくるというか、歯が浮いてくるというか、ヘソで茶を湧かすというか、穴かあったら入りたいというか、とにかく精神的に無傷ではいられない。

友松イベ(妹01)

物語の展開としては、前半に(これまたお約束的)ギクシャクした胸キュン・萌え展開がありの、津田篤十八番の"情けない男の"情けなエロい見せ場がありの…そして比較的早い段階で「実は昔からお互いの事が好きだった」という意志確認がありの…で、早々に兄と妹は結ばれる。すれ違いとか勘違いとかいったストレスはほぼ皆無。ちなみに、当然のお約束だが妹はバージンである。なんなんだこのお家芸の畳み掛け。義兄妹ものの歌舞伎みたいなものか(笑)。昔から好き同士だった兄妹がいよいよ満を持して結ばれる、さらには妹のほうは初体験だということで、その喜び・興奮は唯事ではなく、2人はヤリまくる…そして映画はあっさり終わるw

エェェ~!

見ている途中でなんとなく、あくまでなんとなく「それにしてもこのHシーンけっこう長いな…」とは思っていた。この"いつ果てるかも知れない感"…兄妹萌え萌え版「愛のコリーダ」かよ!…なんてなんて。しかしいくら長いといっても、せいぜいまだ(映画が始まって)40分くらいだろうな…とか思ってたらいきなり終わった(笑)。

※以上は自分の体感であり、後でチェックしてみたところ実際に2人が結ばれたのは映画開始40分辺りだった。Hシーンは残り20分ということか。どんだけ体感時間狂わされてんだよ俺w

オチのほうも「それでどうなるんじゃーい!」「大丈夫なんかーい!」とツッコミたくもなる、ある意味ジョン・カーペンター映画的な突き放された余韻だ(笑)。

友松イベ(妹03)

…なんというか、考え過ぎなのかもしれないが、本作がすごく実験的な作品に思えたのは僕だけだろうか?(笑)←笑っとるがな

義兄妹ものにありがちなお約束を盛り込み過ぎて、逆に(?)不自然でいびつに思えてくる世界観。いくつかの回想・イメージシーンは含むものの、とことんヤる兄妹を追うだけの後半の展開。セックスシーンばかりとはいえ、いわゆる"物語性のあるエロビデオ"みたいなものとも違う、普通なようで、なんだか普通じゃない映画となっている。なんだかよく分からないけれど、確実に言えるのは、エロとして一級品であるということです(笑)。個人的に愛音まひろちゃんに琴線触れまくりであったためとも言えますが。

友松イベ(妹04)
大好きなお兄ちゃんとやっと結ばれた喜びと初体験の興奮で感情が高ぶり、涙するマユカ。本当に涙をポロッと流す(もしかすると目薬を差してから撮影したのかもしれませんが、それでも自然なカンジだった)。言い方は悪いけれど、まさかこのような超低予算エロVシネでこんな感動的な演技を拝めるなんて…思ってもみませんでした。ツインテールってのもイイよなぁ…。

愛音まひろバンザーイ!


おわり

Posted on 2011/12/23 Fri. 02:45 [edit]

友松直之  /  TB: 0  /  CM: 0

友松直之「若妻の目覚め 夫に覗かれながら」(2011) 

友松イベ(若妻04)

若妻の目覚め 夫に覗かれながら (2011)
監督/脚本:友松直之
出演:櫻井ゆうこ、福天、田中靖教

妻が夫に浮気を進めるって・・・・

「エアセックス」(城定秀夫監督)の櫻井ゆうこと「ラブ&ドール」(城定秀夫監督)の福天が"幸せ家族であるはずなのに、何故かセックスレスな若夫婦"を演じる。城定監督作品を並べたかったがためにワザとらしく「ラブ&ドール」と書いてみたが、福天さんは、もはや友松組の堂々たる常連といっても過言ではない役者さんなである(「エロ神家の一族」「君はゾンビに恋してる」「レイプゾンビ」…。被り物をして顔が映らないことが多いけれどw)。この2人に、女グセが悪くケーハクな(2人の)先輩役・田中靖教(「完全飼育 監禁村の生贄」)が加わる。この3人の御芝居がとても良い。皆演技力がしっかりしているので、作品全体が引き締まったものとなっているように思う。がしかし、その一方で本作は、アドリブ連発のとてもフリーダムな感覚に溢れた作品になっている。

友松イベ(若妻01)

何故なら、この夫婦の子供役のお坊っちゃん(多分監督のお子さん)がとても可愛らしくて面白く、この子の言動に櫻井&福天が合わせるというか振り回されるという、そんな自然体すぎるシーンが少なくないからである。ここまで突出して子供推しなエロVシネというのもなかなか観れるもんじゃないと思う(笑)。それにしても、ちゃんと演技プラン(?)に沿って演技しているのかの如きこのお坊っちゃん。先が思いやられる…もといこの先がとても楽しみである。

友松イベ(若妻02)

個人的に本作は、このまま超自然体エロムービーとして特に何も起こらずに終わっていても、それはそれで良かったのではないかと思っている(んなアホな)。だがしかし急転直下、後半にはかなり骨のある展開が待っている。僕なんぞバカ単純な人間であるからして思わず「オォォ~!?」と仰け反ってしまった。今思えば、先述の子供がらみのほんわかシーンとの対比も効いているのかもしれない。正に友松直之のストーリーテラーっぷり大炸裂といったところか。

友松イベ(若妻05)

福天演じる旦那・ケンジは、大の英ユニバーサル・ホラーのマニアで、その中でも特に「フランケンシュタインの花嫁」(1935)ばかりを好き好んでいつも観ているという設定が秀逸。この設定が…なんだか骨身に沁みるんですよねぇ。書けないけど…。ちなみに全然関係ありませんが、僕もユニバーサル・ホラーの中では「フランケンシュタインの花嫁」が一番好きかも…。

友松イベ(若妻03)

とにかく本作を鑑賞するにあたっての注意事項としては、頭をカラッポに、何も考えずに、特にタイトルに関しては深く考えずに鑑賞する事をお薦めします。もっと言えば、この注意事項ですら深く考えてはいけません。


おわり

Posted on 2011/12/23 Fri. 02:20 [edit]

友松直之  /  TB: 0  /  CM: 0

友松直之「やらせる女教師」(2011) 

友松イベ(やらせる03)

やらせる女教師 (2011)
監督/脚本:友松直之
出演:堀口奈津美、吉本輝海、あいかわ優衣、藤田浩

女教師と生徒。その前に、女と男。許されない、関係・・・・

撮影時間がよもや24時間とは思えないほどしっかりと作り込まれた、エロVシネの王道的作品。友松監督が珍しく基本を外さないように丁寧に丁寧に撮っている(ように思える)。しかしこれだけいろいろな場所(学校(音楽室)、マンション、公園、野外、室内、諸々、盛りだくさん)で撮影された作品を、本当に24時間内で撮影することが出来たのであろうか?俄かに信じがたい。

作品自体はマトモだが、この撮りっぷりはきっと常軌を逸している(笑)。

友松イベ(やらせる04)
 桜並木と眼鏡っ子・優衣リィ。綺麗に撮れてます

内容のほうはといえば、吉本輝海(先日観た城定秀夫監督「ヤンキーヘルパー」でもイイ演技していたな)演じる主人公・ユウジ視点の童貞卒業物語といえる。彼はひょんなことで知り合った女教師・由利子(堀口奈津美)に"オトナでヤラせてくれそうな"魅力を感じメロメロとなり、とにかくヤラせて欲しいと詰め寄るのだけれどなかなかヤラせてくれない。そんなユウジの姿を見て、幼馴染のサオリ(あいかわ優衣)は急速に焦り、この女教師に(昔から密かにスキだった)ユウジを取られまいとユウジにモーションをかける…。この優衣リィの役柄が友松映画の身上ともいえる役柄で、旨キュン要素を一手に担っている。実際、わしゃこの健気な優衣リィの姿に萌えた(笑)。それでもユウジはバカで若気の至りで目が眩んでいるので優衣リィを突き放す。ほんとバカ!

友松イベ(やらせる05)
 「していいよ、その代わり先生のことはもう忘れて!」…優衣リィィィ~!(涙)

友松イベ(やらせる02)
 優衣リィを拒否ったユウジは盲目的に由利子に付きまとう

友松イベ(やらせる01)

確かに由利子=堀口奈津美はフェロモンむんむんで惹かれる。でも、本当に大切なものってナンなのかってことに気が付かなくちゃいけないyoユウジ!…実はそれは、由利子とて同じ事だった…。そんな2人が…出逢った(笑)…

書いてて「うはぁ~、王道だわぁ」と思う。

しかし、観てて面白いんですよね。ヘンな話、ホッとできる。

ファンタジーもホラーも幻想もない。アッと驚くような展開もない。しかしこのようにノーマルな作品であればあるほど友松監督の職人技が際立つというもの。これだけマトモで面白いエロVシネを作るのって、実は簡単な事ではないのではないのではなかろうか(しかも(しつこいようだが)24時間撮り!)。何かしらの反則ワザを使ってナンボ(少々飽和状態ぎみ)のエロVシネの世界の中で、安心して見ることができるエロVシネ(どないやねんw)として、お薦めの逸品です。


おわり

Posted on 2011/12/23 Fri. 01:57 [edit]

友松直之  /  TB: 0  /  CM: 0

友松直之「君はゾンビに恋してる」(2011) 

LOVEゾンビ

君はゾンビに恋してる (2011)
監督:友松直之
脚本:貝原クリス亮、石川二郎、友松直之
撮影:飯岡聖英
特殊造型:石野大雅
挿入歌「愛は血と内臓の果てに」歌:アリスセイラー
協力:ゾンビショップ・ジョージ、いちご葬祭、ROBOTROBOT
出演:羽田あい、小林優斗、野ノ宮なな、福天、篠崎信吾、柴多龍馬、友松正義、一三、アリスセイラー、廣田トモユキ、若林美保、山科薫、東正彦、宮本真友美、藤田浩(ノークレジット&ノーギャラ)

友松直之監督が今年(2011年)の夏に、ほぼ途切れ目なしで一気に撮った"夏の想い出・スプラッター・ホラー三部作"(ヴァンパイアもの1本、ゾンビもの2本。ただし全て変化球)の中から、「恋死体(ラブゾンビ)~君はゾンビに恋してる」改め「君はゾンビに恋してる」が先陣を切って登場。超トンデモ過密スケジュールの中で撮った中の1本だけに、多少デキがショボかったり投げやりになっていても致し方なし、と上から目線ぎみに鑑賞に挑んだ(エッヘン)。で、結果から書くと超面白かった。僕は友松監督の作品が大好きで、こうしてこのブログもどきの中でもよく取り上げさせて頂いているのだけれど、実は実際に友松作品のDVDなり何なりを購入することは稀だ(エエー!)。しかしながら本作は是非欲しい。是非手元に置いておきたい。しかしまだセルDVDは出ていないようだ…。せっかく久し振りに購買意欲が湧いている(いや「エロ神家」も欲しいなぁ)というのに…。まさかレンタルのみってことは…ないよね?

さてさて、それではいったい何がどうなってこれほどまでに自分の購買意欲が刺激されているのかというと、まず本作はとにかく「あざとい」(ダメじゃんw)。本作の女子高生ヒロイン・ヒトミを演じるのはセクシィ系女優さんの羽田あい(ウォキペディアには「第9回SOD大賞最優秀女優賞受賞(2010年)」「スカパー!アダルト放送大賞2011年度新人女優大賞受賞」とあるので現在売り出し中の女優さんなのだろう)。どことなく、かつての亜紗美を思わせる可愛らしさである。んじゃ「現在の亜紗美はどうなんだよ?」ってハナシだが、もちろん今の亜紗美のほうがカッチョいいんだよ!…と、そんな具合に可愛らしい女学生ヒトミ(羽田あい)は、ゾンビ映画の大ファンなのである。ケータイの待ち受けは「サンゲリア」の"目にウジ虫腐乱ゾンビ"。家に帰れば部屋の中はゾンビ・グッズで溢れ返り、夜な夜な下着の上にゾンビTシャツというラフないでたちで「ゾンバイオ」…もとい「re-animater」(85)のDVDを鑑賞しながら「ハーバート・ウェスト博士って素敵~♪」と呟くのであった。「あり得ねぇ~!」「アホらしい~!」「バカにしてる~!」しかし、こちとらまんざらではない。むしろ嬉しい。最近のアニメなんかでは、しばしばアニオタのかわい子ちゃんキャラが登場したりするが、あれと同じ法則である。"かわい子ちゃんが向こうからこっちの汚れた世界に来てくれる感"とでもいうのだろうか。例えば、冴えない主人公が絶世の美女にモテまくる松本零士の漫画なんてのも"向こうからこっちに来てくれる感"があったと思う。なので我々ダメ人間たちは必死になって零士を読んだ。しかし同じ松本零士の漫画でも、古代進と森雪がどうなろうが知ったこっちゃないという、そういうこってす。さて、しょこたんや加藤夏希やあいかわ優衣やみづなれいはなんて素晴らしい女性なのだろう。みづなれいがツイッターで「ピンドラ録画し損ねた!がびーん」「ギルティークラウンやばし」などと呟いているのを見かけると胸が熱くなってくる。そういや昨日テレビで仲里依紗が「好きな映画三本挙げろ」と急に振られてとっさに「デッド・コースター」「トランスフォーマー3」「ゾンビランド」と答えていたな。可愛いな。成海璃子がINUや奇形児やあぶらだこや猛毒や村八分やのファンであるというのもステキなことだ。

羽田あい3
 羽田あいサン

友松直之という映画監督は、常にこういった(我々のような)オタク、ダメ人間、虐げられた人間=弱者の心の隙間に入り込んでくるような映画を撮り続けてきた。フィルモグラフィの9割はそういった映画であると断言してもいい(笑)。それが本作においては「虐められっ子がモテる」…うん、いいもんだねぇ…的なある程度客観的に見れる感覚(ダメダメな男子を自己に投影する場合もあるだろうけれど、それはこの際置いといて)に加え、「ゾンビ大好きっ子がエロい」という、聞き捨てならない反則技が直接脳髄に訴えかけてくるという波状攻撃。まさに逃げ場ナシ、隙ナシの鉄壁ぶり。いったい何を書いているのか自分でも分からなくなってきたが、とにかくボンクラ、オタ、屑人間である僕のような人間への気配りがハンパではないのである。これはあざとい(笑)。こういう展開だと、ヒロインはさぞ萌え萌えなキャラクターなのであろうと思う方もいるかもしれないが、そうではない。彼女はゾンビが好きが高じてゾンビパウダーを精製し、実際にゾンビを作り出そう(?)とハイチの"ゾンビ研究書"を読もうとするもフランス語(ハイチの公用語)がさっぱり分からず、クラスで「ゾンビ」と呼ばれ虐められているクラスメイトにそのゾンビ本を翻訳させ、ゾンビパウダーを完成。間髪入れずそのゾンビ君を学校の屋上から(パンティをエサに)突き落として殺害、パウダーをふりかけゾンビ化させ、晴れて彼氏として自宅に囲いこみ、そのゾンビ相手に騎乗位でロスト・バージン(「ここも死後硬直してるのかしら…」ってオイw)。さらには死んで(ゾンビ化して)から何も食べていないゾンビ君を気にかけ、親友を呼び出して斧で殺害して臓器を食べさせてあげるという(すいません、少しネタバレしちゃいましたけど問題なし!)…そんなトンでもない女子なのである。僕は「猟奇的な彼女」という映画を観ていないのだけれど、きっとこういう映画なのだろうと思った。実際、ヒロインの暴走自己中っぷりは「猟奇的な彼女」っぽいらしいのだが…。もしかすると「猟奇的な彼女がホントに猟奇的」というギャグなのかもしれません。

LOVEゾンビ (1)
友松監督や内田春菊先生の長男が演じるクラスメイトに「ゾンビ、ゾンビ」と言われ虐められる将太に「でもさぁ、あんた、ゾンビって言ってもあれだよね、ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」以降のモダン・ゾンビじゃなくって、クラシックなブードゥー・ゾンビに近いね。『吸血ゾンビ』1966年、ハマー・フィルム。命令通りに動いてんじゃん。炭鉱とかで働かされてそう」とかなんとか言いながら近づくヒトミ。狙いはゾンビ本の翻訳をさせゾンビパウダーを精製、用が済んだら彼自身に本当のゾンビになってもらうことである(笑)

LOVEゾンビ (屋上)
「ほうれ、ほうれ」と脱ぎたて生パンツでおびき寄せられ屋上から転落死した将太にゾンビパウダーが降りかかる(笑)

LOVEゾンビ (2)
 いつまでも続くと思われていた2人の幸せな同棲生活であったが…

LOVEゾンビ (3)
わかみほさんや山科薫さん演じる近所の皆さんとゾンビ君との温かな交流。アリスセイラーが歌う挿入歌「愛は血と内臓の果てに」の乗せたミュージカル・シーンまで飛び出す始末

LOVEゾンビ (4)
 束の間の幸せも、生ける屍を通り過ぎてゆく。このまま腐り果ててゆくのか…

これだけの要素でもすでに満腹(特にゾンビ君とヒトミとの性交シーンはヘンに歪んだエロい感情を呼びさましてヤバい)だというのに、本作はこれに留まらない。他にも町内の皆さんとゾンビの温かい触れ合い→(一転)→とある事件をきっかけに(さらには体がどんどん腐ってきて異臭がキツくなってきたことなどにより)優しかった町内の皆さんに虐げられる…なんていうモンスター映画の王道的悲劇展開(「シザーハンズ」なんかを思い出そう)があったり、果てはゾンビに飽きてきた(ひでぇ~)ヒトミが今度は「13金シリーズ」にうつつをぬかし、同じ学校のジェイソン山田君に浮気、すわ「ゾンビvsジェイソン」か?といった超展開があったりと盛り沢山すぎる内容なのである。

LOVEゾンビ (最後)

こういうのを撮っちゃうからまた友松監督は硬派なゾンビ映画ファンから叩かれてしまうのだろう(笑)。しかし、それと同じくらい熱心なファンが憑く…もとい付くのではないだろうか。そう思いたい。それくらいへんてこりんなパワーに満ち溢れた、大傑作だと思うのです。お薦め!

おわり

Posted on 2011/11/08 Tue. 22:13 [edit]

友松直之  /  TB: 0  /  CM: 0

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